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LINE通話が途切れ途切れになる原因

LINE通話つかってますか?

無料でかけ放題なのでめちゃくちゃ便利ですよね。友達にかけたり家族、恋人にかけたりと普通の電話よりも使うことが多いのではないでしょうか。

その一方でLINE通話で相手の声が聞こえなかったり、ブツブツ途切れたり、遅れて聞こえてきたりと少々イライラすることも。

全然LINE通話できないよ~!

ネット上には「声が途切れ途切れで聞こえないと言われるんだけど、どっちが悪い?」「ブツブツ途切れる原因は何?」「iPhoneが原因?」「Android糞すぎん?」といった質問・嘆きも多くあるので、本記事ではLINEが途切れる問題について、一体どんなメカニズムなのかを確認してきましょう。

現役ネットワークエンジニアの僕が解説していきます。

分かりやすく解説するので、多少ニュアンスがおかしい箇所があることご了承ください。

▶LINE電話は無料じゃない?WIFIないところだと通信料かかるの?

目次

LINE通話が聞こえない・途切れる原因の前提としくみ

これだけは押さえておこう!

  • LINE通話はインターネット回線を利用
  • インターネット回線はリアルタイムで混雑具合が変わる
  • 通信速度が快適なら途切れることはほぼ起きない、通信速度が遅ければ頻発する

結論から言うと、つまりは通信速度が遅いのが原因です。

とはいえ、自分と通話相手の通信経路上で一体どこが原因なのかを考えることが必要になります。

LINE通話はインターネット回線を利用している

ネット回線を共有しているイメージ図

LINE通話は通常の電話回線ではなく、インターネット回線を利用して通話を行っています。

インターネット回線は通信利用者で共有しているので、利用者が多ければ多いほど、インターネットが遅い(混雑している)状態になります。

インターネットが遅い状態だと、LINE通話で使っているデータ通信が遅くなってしまいます。

つまり、声の遅延が発生したり、一瞬音が飛んだりといったことが起きます。

通信が快適なときと混雑しているときの音声の到達のイメージ
通信が快適なときと混雑時のイメージ

インターネット回線はリアルタイムで混雑具合が変わる

ネットを利用している利用ユーザーが多ければ多いほどネット回線は混雑します。

誰も利用していない時間帯だと快適に使えますよね。

状況に応じて「混雑」と「快適」がリアルタイムに変わっていくのが特徴です。

普通の電話はどうなってるの?

電話番号による電話の場合は、自分と相手に専用の線を張ります。誰にも邪魔されずに通信が可能なので常時「快適」です。その代わり、30秒占有しているだけで22円取られます。(いわゆる通話料22円/30秒ってやつです。)

快適さを保証する代わりに高額なお金を請求されるのが、普通の電話です。

iPhoneおよびAndroidスマホの電波状況も影響する

スマホが接続されている無線部分も速度低下の原因になっている
スマホの電波状況が悪いと速度が低下する

次に、自分と相手のスマホが接続されている無線基地局までを考えてみましょう。

スマホの電波状況が悪いときも通信速度は低下してしまいます。無線電波の状況も、障害物などによって常に変動するので、一時的に不安定になっている時も考えられます。

下記図の①②③のどこか一つでも通信速度が遅くなっていると、その速度に引っ張られてしまい、LINE通話が聞こえない・途切れる状態が起きてしまいます。

疑うべき箇所は3つ
①②③のどこが原因?
自分の無線通信部分
ネット回線
相手の無線通信部分

また①、②、③の中でも、さらに通信方向で細分化できます。

相手の声が途切れる時のポイント

遅い原因はこの4つ
  • 自分のダウンロード、相手のアップロードが遅い
  • 混雑関係なく電波が悪いこともある

自分のダウンロード、相手のアップロードが遅い

相手の声が途切れる場合は、相手は声データをアップロードして、自分は声データをダウンロードしてきます。

そのため、自分のダウンロード速度が遅いのか、相手のアップロード速度が遅いのかになります。

基本的にはアップロード方向は混雑はしない(アップロードする人は少ない)ので、自分のダウンロード方向を見直すのがベストです。

混雑関係なく電波が悪いこともある

混雑しているような時間帯でない場合は、電波が悪いような時もあります。

トンネルの中とか、オフィスの窓が無いようなエリアだとか、こういった場所では電波が入りにくいことがあります。

自分の声が途切れる時のポイント

遅い原因はこの4つ
  • 自分のアップロード、相手のダウンロードが遅い
  • 混雑関係なく電波が悪いこともある

自分のアップロード、相手のダウンロードが遅い

自分の声が途切れると相手から言われる場合は、自分のアップロード方向が遅いか、相手のダウンロード方向が遅いかです。

上述していますが、アップロード方向が混雑するようなことはあまりないため、相手のダウンロード速度が遅いかどうかを疑ってみましょう。

相手が速度制限に引っかかって128Kbpsしか出ないとかだと、よく起こり得ます。

ただし、ネットワーク機器の故障などの影響もあるので、どちらが悪いと断定できるわけではないことに注意です。

混雑関係なく電波が悪いこともある

こちらも同様に、混雑しているような時間帯でない場合は、電波が悪い可能性もあります。

LINE通話が聞こえない・途切れる時の改善方法

通信の観点から、LINE通話の品質を高めるための改善方法を4つ紹介します。

  1. 電波の良いところに行く
  2. モバイルデータをOFF→ONしてみる
  3. 格安SIM→格安ブランドに変える
  4. Wi-Fi通信とモバイル通信を変更してみる

1.電波の良いところに行く

当たり前の話ですが、電波が弱いと通信速度が下がり品質低下を招くので、電波が良くなるように窓際等に行ってみてください。

電波強度が強くなるとLINE通話の品質が向上します。

2.モバイルデータをOFF→ONしてみる

今接続されている基地局がベストでは状況になる場合があります。

その場合は一度モバイルデータをOFF→ONにすることで、接続する基地局が変更されることがあります。

これで電波状況が良くなれば、通話品質の改善に繋がります。

3.格安SIM→格安ブランドに変える

節約のために格安SIMを利用している方も多いと思いますが、普通の格安SIMは通信速度が遅いです。

そのため、節約も考慮して「格安ブランド(ahamo, povo, LINEMO)」に乗り換ることをおすすめします。

これらは通信速度は大手キャリア並に速く、そして比較的安いのが特徴です。

通信速度の違いについては「格安ブランドとは?格安SIMやサブブランドとの違いとおすすめは?」を参考にしてください。

特にLINEがカウントフリーで使えるLINEMOは、速度制限の影響を受けないので常時快適にLINEをすることができますよ。

管理人の一言アドバイス

格安SIMで料金を節約している方の中でLINEをメインに使う方だと通信速度も速いLINEMOが最もおすすめです。特にミニプランなら無料キャンペーンを実施しているので、超お得に契約することが可能です。

4.Wi-Fi通信とモバイル通信を変更してみる

Wi-Fiに接続していて遅い場合はWi-FiをOFFにしてモバイル通信でLINE通話してみましょう。

逆の場合は、Wi-Fiに接続してみてください。

Wi-Fiとモバイルどちらが通信速度が速いかは状況により異なります。

本記事のまとめ

本記事では、LINE通話が聞こえない事象や途切れて聞こえる事象について図解解説しました。

通信経路上では主に

  • 「自分のアップロード」
  • 「自分のダウンロード」
  • 「相手のアップロード」
  • 「相手のダウンロード」

の4つに区切って考えます。

このうちどこが混雑しているのかがはっきりできれば対処することが可能ですが、ユーザー側で出来ることはかなり限られてしまうので、対処できないこともあります。

また、LINE電話が途切れるのは相手のせいだと思わずに、自分の環境にも非があるかもしれないということを覚えておいてもらえると良いかと思います。

通信速度が速い事業者に乗り換えるのが恒久的かつ効果の高い手段だと思います。

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参考リンク

▶LINE電話は無料じゃない?WIFIないところだと通信料かかるの?

▶au、ソフトバンクの副回線サービスとは?加入はおすすめしない3つの理由

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