Bridging Launcherってご存知でしょうか?
ドコモのスマートフォンにプリインストールされているアプリなのですが、実際に使えるアプリではなくてシステム制御のためのアプリなのですよね。
(スマホ機種によっては「ブリッジランチャー」「Bridge Launcher」と記載されていたりします。)
何に使っているかわからないんだけど、処理中だったりバックグラウンドで動いてて何やら怪しげなアプリなんですよ…。
無効化すべきアプリの筆頭にもなっているBridging Launcherとは一体何者なのか調べてみました。
一体Bridginglauncherとは何者なのでしょうか。止めたらスマホの動作に影響はあるのでしょうか。
では、さっそく以下より本題に入っていきたいと思います。
Bridging Launcherとは一体何者?
私は無意識のうちにBridging Launcherの文字列を見ただけで無効化してしまうのですが、ネットで調べたところ無効化しても問題ない報告しか無いようですね。何にも影響を与えていないようです。
ググってみたところ、怪しいページがありました。
▶Androidアプリケーションのスムーズなインストールを可能とするスマートダウンローダの開発
どうやら上記記事内のBridging Launcher(表記はブリッジランチャーです。)とは、
異なるアプリケーション間の連携に必要なアプリとのことです。
わかりやすく説明すると、例えばギャラリーアプリで写真を開いて見ているとしましょう。
共有というボタンが画面端にありませんか?(ボタン箇所はアプリによって異なります。)

上記オレンジ色で囲ったマークの共有ボタンを押せば、その写真を選択した状態でTwitterやFacebookといったような、この画像を使用したいアプリを開くことができますよね。
このギャラリー(写真閲覧アプリ)と、TwitterまたはFacebook等(写真を使用したいアプリ)の連携にBrigding Launcherが使われているそうです。
つまり、上記例にのみならず、共有ボタンがあるときのアプリ間の連携をしています。
この連携をしている最中はランチャーの処理中と出てしまうようです。
もう少し詳しく書くと、インテントの一時保存にBridge Launcherは使われているようです。
※インテント:アプリケーション内の機能どうしや異なるアプリケーション間でやりとりするメッセージ、および、その仕組み。アプリケーションを起動する際にも利用される。
Bridging Launcherは無効化していいのか?
そもそも、共有ボタンを押すことがあるのかですが、よく考えるとめったに押すこと無いんじゃないかなと思います。
Twitterに投稿するならTwitter開いてから写真選択しますもんね。
FacebookやInstagramもやっぱり一旦アプリ開いてから写真選択しますよね。
なので、皆さん不要と感じているようです。
ただ、なにかの拍子にインテントの一時保存が裏で動いてしまうようなので、バッテリーを消費する原因となってもいるようです。
無効化していいのかしてはいけないのかですが、使わないならうまく無効化してしまいましょう。
ですが、もし2020年8月に公開されたファイル交換機能「ニアバイシェア」を使用するのであれば、
bridginglauncherの無効化はやめておいたほうが良いかもしれません。
Bridging Launcherが処理中の場合は注意!
※ただし、裏で動作している(処理中や使用中)アプリを無効化してしまうと、そのアプリと連携して動作しているアプリの動作にも影響を及ぼす可能性があるので「【これだけは無効化するな!】無効化していいアプリと無効化してはいけないアプリ」を参考にしながら進めていくことをおすすめします。
Bridging Launcherが処理中のまま消えない場合は、無効化した後に端末を再起動してみましょう。
無効化されたアプリを参照しているアプリが参照処理を完了できず、参照を繰り返し実施する可能性があります。
アプリ間連携にタイムアウト時間を設けてかつ処理終了へ遷移する仕組みなら良いですが、アプリの作りによっては無効化されることを意図していない可能性があります。
その結果、定期的に参照を繰り返すことによるバッテリー浪費が問題となる可能性があるので、バッテリー消費量については注視しておきましょう。バッテリー消費が増加していると思ったら、無効化した手順と同じように、有効化をしておきましょう。